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庭作りを始めてから、ずっと自分流に農薬を使わずに花々を育ててきました。
でも基本的に、農薬を使わないというのは決して簡単なことではありません。
多大な労力と根気。そして限りない植物への愛情を必要とします。
病害虫に弱い薔薇の場合は特に、農薬の替わりにこうした病害虫を何らかの方法で防いであげなければなりません。
◆害虫を防ぐ一番シンプルな方法、それは言わずと知れたテデトールです。
少ない薔薇だったらこれで充分。ただしあくまでも根気と愛情が大切ですが。
多少本数が増えてくるとテデトールだけではとても追いつかなくなります。(ところでテデトールって「手で取る」ことです、おわかりですよね?以前探し回った方もいらしたので。)
◆そこで無農薬スプレーの登場となります。私が実際使ってみた無農薬スプレーをリストでご紹介しますが、次のような点に注意してください。
- ●どれも1週間に1度の割で散布が必要です。
- ●また植物の煮だし液の場合煮出してすぐに使わないと効果がなくなります。
- ●無農薬スプレーの中にもタバコ液のように毒性の強いものがあります。特性を充分に把握して使用しなければなりません。
- ●さらにあくまでも無農薬スプレーは絶対的な効果は期待できません。
- どんなに散布してもやっぱり黒点病、うどん粉病は発生します。発生が少し抑えられる
というくらいでしょうか。
◆こうしたことも含めてやってみようという方、私の方法を参考にしてみてくださいね!上記の注意を読んでちょっとびびってしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、でも実際にやり始めるとそんなに大変なことではありませんヨ。結構薔薇かわいさについつい必要以上の世話をやいたりもしてしまいます。
◆もうひとつのリストには、一緒に植えると病害虫に効果があるといわれるコンパニオン・プランツの体験談をまとめてみました。
これは無農薬をめざす人に限らず、農薬を使う人にとっても楽ができるオススメ情報です。絶対的な効果は期待できないようですが、でもやってみる価値はありそうですヨ。
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