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皆既日食観測記
2009年7月22日、中国烏鎮（ウーチン）にて。
今世紀最長の皆既日食という一大天体ショーを迎えたその日、烏鎮の朝はあいにくの空模様で明けました。時々驟雨も混じる小雨がちの曇天の中で、太陽の位置もわからない天候にみなあきらめムード。冗談を言ったり気休めを言ったり、もうほとんど部分日食でさえ絶望視していたその時。皆既直前、細い月影のような太陽がちぎれ雲の隙間からその姿を現したのです！
皆既を迎え太陽は奇跡のようにくっきりと闇夜に浮かび上がり、幻想的な漆黒の世界が続いた長い長い数分間。鮮烈なダイヤモンドの煌めきと共にやがてまた新月のような下弦の太陽へ、そしてまたいつの間にか雨雲の帳の中へ。なんと劇的な皆既日食だったことでしょう。今世紀最高の皆既日食を、最高の舞台で目撃することが出来ました。
（写真をクリックすると大きい画像が見られます↓）

皆既直前
皆既
コロナ
プロミネンス
巨大ダイヤモンド
第３接触直後
←ツアーの方々より提供。
第２接触の
ダイヤモンドリング
第３接触の
ダイヤモンドリング


Masaki映像→
プロミネンス拡大画像です！

皆既をスライドショーで！

観測場所は上海の南西２時間半、
烏鎮にある華荘生態農業園。
池を中心とした広大な敷地は観測に最適でした。



（大きい画像はありません↓）


当日は
こんな天気
しかも小雨ときどき驟雨
皆で東屋に避難
もうすっかり
あきらめモード
お隣の家族連れ。
雨の中大変そう
雨雲に、開き直って
おしゃべりタイム

三脚も雨よけ。
人間もひま〜
草むしり？
対岸には
韓国からの御一行
やっぱり暇そう
なんと皆既直前、太陽が！
奇跡の皆既を見られて
満足の片付け風景

奇跡の皆既日食を体験した感激に
思わず記念撮影に参加。
楽しく最高の時間を共有させて
いただきました！


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