謎とは、一代目の薔薇、これが実はヒマラヤンムスクだったんです!!
 伸びるわ伸びるわ、2階のウインドウボックスにも這い上る勢いだったのに、花らしい花は付けず。人にも「あれは観葉植物だと思って下さい」なんて言い訳していました。

 でもその後ガーデンシェッドが出来て、この西の庭の植物たちが少し元気になりました。西風が和らいだ?
 植え場所も一段高くした植え床だったのを、段は無くして地植えに。西風の当たる植え床は、根には厳しかったようです。
 この2つの理由は大きいかと思います。
なんたってこの花盛りですもの!
My garden 2024
English
West garden area
ER Elizabeth


 玄関前のヒマラヤンムスクは今シーズンも絶好調です!
玄関の廂から、物置の屋根から、溢れんばかりの枝垂れ咲き!この壁が優しいホワイトピンクに覆われる日が来ようとは!
 ウェルカムローズとしても貫禄抜群。すっかり頼れる薔薇になりました。

 赤薔薇は、テス・オフ・ザ・ダーバービルズ。
典型的なクオーターロゼットの花形。これが深紅、というくらいの鮮やかな赤。惚れちゃいます(*^^*)

 赤エリアと呼んでますが、実は赤と紫の庭。赤紫のバイオレットもお隣で可愛く微笑んでくれます。

Topics

 
 この西壁に植えた薔薇はもう何代目でしょうか。最初の薔薇は2階の窓まで伸びたのに数年待てども全く花を付けず、2代目の薔薇はうどん粉病、3代目の薔薇はあまり伸びず。

 こうなったら家の東側で旺盛な実績を誇るヒマラヤンムスクに希望を託そうと植え替えて、また待つこと3年。
 ご覧ください〜!念願の薔薇の壁が出現しました!やっぱり頼れるヒマラヤンムスク!
 でも、ここには実は謎もあったんです!

 シェッドの中です。シーズン中はここにお客様をお迎えして、庭談義に花が咲く場所。
 朝、その日のお気に入りの薔薇を切っておもてなしの花を飾ります。

家の中から見えるのは、このセンターエリアの庭。ここに迎えた新顔のイングリッシュローズ’エリザベス’。形も色合いも清々しい女王様の気品を備えた薔薇です。

White rose:Paul's Himalayan Musk

ここは南東の角。
この冬の大雪で、氷状になった雪の塊が南側のトレリスを直撃。
南側トレリスの全面改修の必要に迫られました。

ふと、秋にたまたま手に入れた上部にアールのついたこのトレリス、これをここに使えないかと家族会議が始まりました。。
いつも言い出しっぺは私。(o^―^o)

New Area

* Pergola area

* The center garden area

ER Gentle Hermione

Yellow rose:ER Teasing Georgia

West Wall
Laura Ashelay

* The red purple area


 西のメインガーデンの左横には、木陰をなんとか活かそうとデザイン私、作成者夫のパーゴラエリアが。ここに這わせたローズマリーヴィオー、日陰にもめげず木陰を彩るシックな赤紫の小花をシーズン終盤、いっぱいに咲かせてくれます。この花が散るころ、一季咲きの薔薇のシーズンは終わり。庭のフィナーレを告げる最後の薔薇、いつも可愛く咲いてくれてありがとう〜。


 ここは家の南の壁。キッチンの窓辺に薔薇を這わせたいと長年夢見て来ましたが、なんと!アーチのヒマラヤンムスク、東の玄関前だけではなく、ここにも回り込んできました!
 これはもう嬉しい悲鳴です!この優しいベビーピンクの薔薇なら、家じゅう覆われても本望!!!
 実際、上でご紹介したように西側にさらにもう1本、ヒマラヤンを植えて嬉しがってる私です。


 家の西壁が薔薇で覆われ、ガーデンシェッド前の庭も自ずと華やかに変わりました。ヒマラヤンムスクだけではなく、他の薔薇も元気さを増しているように思います。やはりガーデンシェッド効果?

直接吹き付けていた厳しい西風がシェッドのおかげで少し緩和され、どの花ものびのびと花付き良くなりました。
 


 庭づくりを始めた頃、試行錯誤で作ってきた庭のあれこれ。30年を経て、木製のトレリス、オベリスクは補修したり作り替えたりの時期を迎えています。すると意外や意外、また新しい発想から新コーナーが生まれて気分一新。
今シーズンのまず一推しは、南東角のトレリスコーナー。アールのついたトレリスがなんともおしゃれに並びました。

 もう一つの今年のびっくり!
玄関前のヒマラヤンムスクも伸び放題ですが、うちには実は西にももう一本。これが今シーズン、家の西壁で花盛り!苦節30年、この西壁を薔薇が覆ったのは初めてです!
ER Wisley 2008

ウィズレー2008とクレマチス 'ミルキーウェイ'。この相性の良さは不思議なくらい!

 ウィズレーは鉢植えなので、どこに動かしてもいいのですが、最初にこのキッチン窓の右下に置いてから、他の場所はもう考えられなくなりました。

Sambucus nigra
'Black Lace'
Entrance area
ER Princess Alexandra of Kent

キッチン窓のすぐ下で咲くのは、ひときわ華やかなプリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント。早咲きなので、この薔薇が咲くと薔薇のシーズンの始まりを感じます。

Kitchen window area

* The door area of the garden shed

Rosa'Gunmai'

シェッドの窓辺に植えた'群舞'。白薔薇'群星'のピンクバージョンです。乙女チックな花姿に一目惚れ。

* Inside of the garden shed

President de Seze

From left:President de Seze, Gentle Hermione, and Eustacia Vye

Rosa 'Benigasumi'

 私はただ平面的に横並びにしようと思っていたのですが、夫が角に斜めに配置する案を思いつきました。

斜めになんて、その奥の三角の地面は使えない引き算方式ですから、私はとても思いつきません、、が、、出来てみたら、なんと!

目を引くコーナー(文字通りコーナーですね!)が出現しました。
 夫は得意顔、妻も満足。


 奥の三角地面にも、植えっぱなしでいいシュウメイギクを植えて、育ったら良い背景になってくれるでしょう〜。

 ギスレーヌ・ドゥ・フェリゴンドはもうそれだけで絵になる薔薇。そう思いませんか?
 淡いクリームイエロー、赤みがかった蕾、アプリコットの開き始め。ブーケがそこにあるようです。
 シェッドの入口をこの薔薇にまかせて良かった!

 完成したのはシーズンがもう始まろうという6月半ば過ぎ。慌ててトレリス前には鉢物のローラアシュレイ、風知草などを置いてとりあえずの格好つけ。(;^_^

 そこに、もともとここに植えてあった一季咲きのツルバラ’紅霞’がさりげに活躍。遅咲きで、和の雰囲気の赤の小花がシーズンの後半、ここを可愛らしく彩ってくれました。
Paul's Himalayan Musk

Yellow rose:ER Teasing Georgia

Garden Shed Area
ER Eustacia Vye

In June

In July

 パーゴラ付近の木々も大きく育ち、趣を添えてくれます。
早春には木蓮が大きなピンクの花を。この季節には西洋ニワトコがレースフラワーのような繊細な花を。薔薇との相性もぴったりです。

Violet
Tess of the d'Ubervilles
Rose-Marie Viaud
Ghislaine de Feligonde

シェッド内部の天井にはハーブのドライフラワー。
 風通しも良いのでよく乾き、微風が吹くとほんのり香ります。

Pink rose: Laura Ashley



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 赤バラのエリアと重なる古ミシンのコーナーも、濃いピンクのローラアシュレイが枝を伸ばして、背景に良い雰囲気。

 ハーロウ・カーは基本、手のひらサイズの小ぶりな花なんですが、見て下さい!この大輪!
 香りも正統派のオールドローズ香。すっかりシェッドへ繋がる小道の主役になりました。

Pink rose:ER Harlow Carr

Clematis:Jenny Caddick

 嬉しい嬉しい薔薇だらけ!
憧れの薔薇の彩る西壁になりました。

Apricot rose:ER Sweet Juliet

シーズンには必ず焼く定番のお菓子、洋梨のタルト、ローズゼラニウムのフルーツケーキも準備完了〜。