この薔薇、寒さに極めて強いことも、北国には嬉しい特徴〜。
夏場の気温もあまり上がらない我が家では、準ツルバラとしても重宝しています。ここだけではなく、ガーデンシェッドの壁にも。トレリスの覆いにも。期待の薔薇です!
咲き進むと足元で京鹿の子が咲き始めます。
白とピンクのコントラストがまたきれい!
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ガーデンシェッドの前庭は、元は菜園。でも年々薔薇が進出し、、って現象、薔薇好きの皆様ならおわかりいただけますよね。南側に隣の家が建つ我が家は、南の庭の日当たりはいまひとつですが、西側のここが意外とよく日が当たり、薔薇もよく育ちます。
ガーデンシェッドと一体になってひときわ目を引くこの薔薇は、Ghislaine de Feligonde。咲き始めのアプリコット色と咲き進んだ白い花が入り乱れて咲く様は輝くような美しさです。
ぽつぽつと返り咲きするのも嬉しい、おすすめの薔薇。
Garden shed area
My garden     2020
見て下さい!この花びらの完璧な重なり!明るすぎず、白すぎない優しいピンク色。香りよく、花付きよく、満点の薔薇です。強いて言えば、うつむいて咲くのが難点かしら。写真を撮るのがちょっと大変〜。
Swany
Sambucus nigra 'Black Lace'
2020シーズンは、まるで「降るように薔薇が咲いた」年でした。こんなこと、うちの庭では初めてです!夏でも気温の低い北広島。木の生長も遅く、折角ついた花芽も春の遅霜でいつも散々な目に。
 それがこのコロナ禍で今年は訪れる人も少ないだろうと諦め気味のシーズンを迎えたとたん、まあ〜どういう加減か溢れんばかりに花をつけ、こぼれるように咲きました。
 嬉しい嬉しい悲鳴の毎日。気がつけば、花の香りに誘われて三々五々いらしてくれたお客様は例年よりも多かったかも!それも嬉しい薔薇つながりのご縁でした。
Garden shed area
昨年我が家に来たばかりのニューフェイス、ERオリビア・ローズ・オースティン。庭のセンターサークルでここぞとばかりに存在感を見せました。なんて可愛い花形!なんて優しいピンク色!今シーズン、一番心を奪われてしまった薔薇です!

Fantin-Latour

日本で作出された薔薇'群星'、毎年名前の通り、輝く星空のような花を付けてくれますが、今シーズンの咲き方はまたひときわ満天の星空を思わせました。赤い蕾が点在しキラキラと星がまたたくよう。開いた純白の花とのコントラストが際立ちます。
昔々、ホームページグランプリでマガジン賞をいただいた最初のHPの扉を飾っていたのがこの2ショット。アプリコットホワイトのERシュロップシャー・ラスは2代目になりましたが、クレマチス’藤娘’は健在です。
蕾の先はほんのり赤みを帯びて、白花、アプリコット花との取り合わせの妙といったらありません。
 昨年来、すっかりガーデンシェッドの顔になりましたが、今シーズンはますます勢い盛ん!しかもここ、家の北側、日もほとんど射さない場所だというのに。素晴らしい〜優秀〜良い子〜!すべての褒め言葉を捧げます!
おなじみ東のオールドローズの庭。ここを登っていく小道も今シーズンはオールドローズカラーに染まりました。頭上に垂れるWilliam Lobbのシックな紫、絞りの薔薇Variegata de Bologna。入り口ではウェルカムローズ、ER Mortimer Sacklerがお出迎えします。
Rosa 'Gunsei'

Rosa 'Gunsei'

Laura Ashley

Center Circle Garden

Swany
西の庭の主役、Fantin Latourもたわわに花をつけてくれました。この花の形、色、香、何もかも大好きな薔薇です。早咲きのため、季節になると朝一番の花を摘み、薔薇のシャーベットを仕込みます!薔薇の季節のお客様にも間に合って喜んでいただける、貴重な薔薇です。
西のボーダーに垂れる薔薇を夢見て植えた修景薔薇スワニー、やっとご紹介できるほどに育ちました。遅咲きのため、他の薔薇が終わった頃、ハーブと花期をそろえて咲き始めます。ほんのりピンクのさした白花が華やかなハーブに彩りを添え、初夏の庭の主役です。
West Border

Rosa 'Gunsei'

Pink:Laura Ashley

Red:ER Tess of the d'Urbervilles

Rose:
ER Shropshire Lass

Clematis 'Fujimusume'

Pink:ER Mortimer Sackler

Yellow:ER Teasing Georgia

Clematis viticella
'Mrs. T Lundell'

South wall

Ghislaine de Feligonde

ER Olivia Rose Austin

スワニー可愛い!とカタログで見て一目惚れ!この場所にもぴったりの優雅さです。
寒さにも強く、秋遅くまで花を付け、道行く方々にも注目の薔薇。
トゲが少々きついのがお手入れの難点ですが、まるでウェディングブーケのように優美です。
いきなりシックなこの場所は、上にも触れた我が家の日当たりの悪い南側の壁。日陰に強い花々しか育ちません。
でもそんなシェードガーデンにおすすめなのが、この薔薇、Rose-Marie Viaud。日陰の方が花色も落ち着いて、丸弁紫色の小花がとてもエレガントです。
Rose-Marie Viaud
お隣の銅葉の花は、セイヨウニワトコ’Black Lace’。昨シーズン植えたばかりですが、こんな日当たりの悪い場所でもぐんぐん伸びます。銅葉の葉色も素敵ですが、レースのような花もとってもお気に入り!ぴったりお似合いの二人です。

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新顔のクレマチス’ミセスTルンデル’がなじみ、十字形の花をいっぱいにつけました。明るい薄紫がとっても素敵です。

Ghislaine de Feligonde

昨シーズン出来たばかりのミシンコーナー。今シーズンはさらに馴染んで花々も落ち着いてきました。
 なぜか赤薔薇、銅葉が似合って、置く鉢も赤系統の薔薇、ローラアシュレイが定着しました。

Anne-Maria de Montravel

Fantin-Latourの足元を彩る白花たちは、花の中心に斑の入らない純白のジギタリス、レースのようなオルラヤ、そして、ころころとした花形が可愛い小薔薇、アンヌマリー・ドゥ・モントラベル。なぜか女性たちに人気あるんだよな〜と薔薇屋さんが不思議がっていましたが、女性ならわかりますよね!

ER Mortimer Sackler

Old rose path

William Lobb

Variegata de Bologna

Bonica

Rosa 'Gunsei'and
Filipendula purpurea

Rosa 'Gunsei'

どう?このピンク?とささやきかけてくるかのような愛らしい花形。
なんて優美な薔薇なんでしょう〜!
Sawing machine area
West Garden
今年の圧巻はポールズヒマラヤンムスク!東のアーチに山盛りに咲くのはいつもの通りですが、さらに2階のベランダまで駆け上がり、ヒマラヤンムスクの滝状態!ムスク香が降るように漂って、ほんのりピンクの花びらはまるで満開の桜を思わせます。
Paul's Himalayan Musk

Paul's Himalayan Musk


ER Lady of Shalott

Paul's Himalayan Musk

ER Teasing Georgia