私の庭 2014
2014シーズンの庭

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 濃いピンクの薔薇は、President de Seze。青みがかったマゼンタピンクは花の中心から外側へとグラデーションし、遠くからも一目をひく印象的な薔薇です。
 右側の白く見える淡いアプリコット色の薔薇はER Gentle Hermione。コロンとした優美なカップ咲き、丈夫で冬枯れもせず、何より四季咲きなのがこのコーナーには嬉しい。
 足元の小花はゲラニウム、ラベンダー、ラムズイヤーなど。どれも私好みの淡い色合いでロマンチックカラーの取り合わせです。

 白薔薇はSombreil。白い白い花びらが幾重にも重なりあう花姿は気高くて、心がしんとするほど。

West Kitchen Garden

今シーズン初登場のミニ・ガーデン。水道の周りにレンガを敷きつめ生まれたコーナーです。
 


 群星の足元には、Reine des Violettes
コロンと丸い整った花姿は、Peter Beales氏の本に「Hybrid Perpetualの中でひとつ選ぶとすればこの薔薇」と書かれているほど。シックな色合いなのに、本当にかわいい花形です。

 アプリコット色のFoxgloveと共に。 

 西側のガーデンシェッド前は、本来キッチンガーデン。
ここにもレンガ道が出来、ますます薔薇が進出してきました。 このピンクの薔薇は、
Harlow Carr
2012年イギリス旅行で訪れた北部のガーデンの名前を持つイングリッシュローズ。北国に向いているのでは?と期待を込めて購入した薔薇ですが、本当に丈夫。そしてかわいい!そして香りがとってもいいんです!

 

ガーデンシェッド前の庭も落ち着いてきました。

 昨シーズン、植え付けたばかりで木を育てるため心を鬼に摘蕾し、1輪2輪しか咲かせずがんばった薔薇、今年は思う存分に咲いてもらいました。その見事な花ぶり!カタログとにらめっこして1本1本選んだ甲斐のある、どれもチャーミングな薔薇ばかりです。
 そんな薔薇のために、と2年がかりで整地したレンガの道ともしっくり溶け合いました。

 ウッドデッキの鉢植えの薔薇達も元気よく咲いてくれました。
 
 ピンクの小花は
「夢乙女」
 奥の赤薔薇は、レッドコーナーの
ER Tess of the d'Urbervilles
 

 西側とはいえうちでは一番日当たりがいい西のボーダーガーデン。花の咲き方にも勢いがあります。ここにあるのはどれもお気に入りの薔薇ばかり。一季咲きのオールドローズが多いので、この季節だけの華やかさです。

West Border Garden

 家の南面にもレンガの道が出来ました。この内側にもミニ・ガーデン。
 
 ここに、と植え付けたイングリッシュローズ、
Princess Alexandra of Kentがピタリとはまりました!目を引く色合い、気品ある花姿。
 お気に入りのコーナーがまた増えました。

 

 この素敵にピンクの大物は、エルムレス・オレンジピンク。
火花のようなオレンジピンクの花も印象的ですが、北海道でも越冬してくれたのが何より嬉しい新顔です。何年かすると消えてしまうとのことですが。

 白いフォックスグローブ、紫のアリウム・ギガンチウムともとってもお似合い。

 


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 西の庭、パーゴラコーナーは白薔薇が花盛り。ライムカラーのギボウシやセージの鉢植えを並べて。
明るいライムカラーで、純白の薔薇がさらに際立ちます。
 

思わず見惚れてしまう華やかな優美さ。マカロンのようにおいしそう〜。今年夢中で何度もシャッターを切りました。この美しさは別格です!

West Garden

ガーデンシェッドで薔薇三昧。友人とあるだけの薔薇を切ってアレンジを楽しみました。

おしげなく花を持ち込めるのも、それを好き放題に切りそろえられるのも、シェッドのおかげ。
くつろげる大切なひと時です。

ER Redoute
長く植えている薔薇ですが、シェッドが出来てから花つきが良くなり、次々と咲いてくれます。シェッドが冬の北風を防いでくれるのかしら。

花は小ぶり。びっしりとトゲが多いのが難点ですが。トゲの多いのは丈夫な証拠!?

ウッドデッキから見た東の庭。アーチのPaul's Himarayan Muskが花盛りです。

 家の南の庭は、前の家があるため実は日陰の庭。ここには日陰に強い薔薇と花々が植えられています。
 薔薇は
「群星」。蕾の先がほんのりと赤く、咲くと純白の小輪セミダブル。たわわに咲く姿はまさに群れなす星、圧巻です。

Shade Garden
Wooden Terrace

ER Lady of Shalott
 以前ここにあったPat Austinが枯れてしまい、その雰囲気の薔薇をと購入した薔薇ですが、花つきの良さ、花姿の優美さに惚れ込んでしまいました。
 優しいオレンジ色の色合いも、なんとも素敵な薔薇でしょう?

ER The Pilgrim
長く育てているわが家の人気品種。淡いレモンシャーベット色は黄色の中でも秀逸です。丈夫で頼もしい大切な薔薇。

 さあ、今年の注目の新顔が登場です。その名も
Laduree。マカロンで有名なパリのお菓子の老舗ですが、そのマカロンのまさにラズベリー色!
 透き通るラズベリーピンクの色も花形もとっても魅力的です。

 ヒューケラ’オレンジ・ママレード’、アガパンサス’シルバームーン’の
カラーリーフと一緒に。 

 

South Little Garden

 水道周りはずっと砂利だったのですが、取り除き土をふるいにかけ、と結構な大仕事でした。レンガの下にはデュポン社の防草シートも敷いて万全!と思ったら、隙間からやっぱり草って生えるんですね〜。草は偉大です。。。

 こちら側にもアリウム・ギガンチウム。
白いアリウムは消えてしまいましたが、この紫は丈夫丈夫。球根もどんどん増えてお得です。ちょっと増えすぎ?


 

Mortimer Sackler
この繊細な薔薇はDavid Austinのつるバラ。棘もなく樹高もほどほどで細葉、淡いピンクと限りなく優しいのに、冬枯れもせずとっても丈夫。しかも四季咲き!今一番のお気に入りです。
 

East Little Garden
East Garden

左奥の薄ピンクはERのつるバラ、The Generous Gardener。この薔薇の優しいピンク色もここの雰囲気にぴったり。四季咲きで日陰にも強く、まだ2年目ですが期待の薔薇です。