2000年BISESガーデン大賞 応募奮闘記

  
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December, 2000
◆◆◆◆◆ BISESといえばガーデニングがこんなにもブームになるずっと以前から、あか抜けたイングリッシュガーデンを静かに静かに紹介し続けていた知る人ぞ知るおしゃれな雑誌でした。
 そのBISESが初めてガーデンコンテストを実施したのが1997年。まさにガーデニングブームが花開いたそのさなかでした。
 幸運なことに私のシェイクスピアハーブガーデンが佳作をいただくことができそれはそれなりにとても嬉しかったのですが、実は私の本命は張り切って応募した私の庭だったのです。(!?)でもその頃の庭はまだまだ未熟であえなく落選。次回のガーデンコンテストは2000年に開かれるということで、「めざせ!2000年」がわが家のキャッチフレーズとなりました。◆

◆ それからというもの、やれウッドデッキ、それ枕木の小径、これだあれだの大騒ぎの経過が実は「ガーデン工房」なのでした。なぜあれだけ力が入っていたか、おわかりになったでしょう?◆

◆ でもその甲斐あって、今回はとうとう”私の庭!”が佳作を受賞。感慨ひとしお、感無量です。ま、消費した労力も汗も(費用もちょっと)相当のものだったのですけどね〜。 ◆◆◆◆◆

● 応募した写真シート ●

●2Lサイズの写真10枚で庭全体がわかるシート、アピールしたいコーナーのシートを作ります。
(写真、平面図をクリックすると大きい画像が見られます。)
西のアーチから見た庭 オールドローズガーデン 薔薇の小径 オープンガーデン 東のアーチとオールドローズガーデン
●各写真には解説文も。病害虫を防ぐコンパニオン・プランツ:ニンニク、ニラの花のイラストも添えて。
●庭全体のレイアウトがわかる平面図も必要です。薔薇ワイン、薔薇シャーベットのイラストも付けました。
ウッドデッキ 庭の平面図 ロマンティックガーデン レンガの水場 薔薇のお料理 北側玄関前の風景
◆◆◆◆◆ BISESガーデン大賞の応募締め切りは7月31日7月に薔薇が見頃になる私の庭は、この限られた期間になんとか応募写真をものにしなければなりません。たった1ヶ月の勝負です。
 ウッドデッキも枕木も薔薇のアーチも完成し、ほどよく薔薇もからまって、さあ2000年7月がやってきました。

 「あとは写真を撮るだけ、楽勝楽勝」と私はパチパチとたちまちフィルム数本分の写真を撮りまくり、ど〜んと写真屋さんに持ち込みました。すると、、、。写真屋さんはできあがった写真を前に難しい顔。
「どうもカメラの調子が悪いみたいですね〜」
「えええ〜?」
なんと焼き上がった写真の半分以上が、下半分がまったく写っていなかったのです!

 あわてて愛機EOSをカメラ会社に持ち込むとシャッターシステムの交換ということになり、修理には一週間かかるとのこと。(しかも修理費1万5千円、、、トホホ。)なにもこの時期にカメラが壊れなくてもいいのに!ただでさえ一部の薔薇の見頃は過ぎ、刻一刻と締め切りも迫るというのに!

 焦る私は急遽友人からEOS KISSを借り受けました。薔薇も盛りを迎えオープンガーデンのお客様をおもてなしし、てんてこ舞いの日々。でも応募写真だって撮らなきゃ。パチパチパチ。さあ現像。
 と、またしても出来上がった写真に私は愕然としました。
慣れないカメラを使ったため、日付入りだったのです。私の古いEOSには日付なんてなかったんだもの〜!いまどきのEOSは日付設定があるのかぁ〜、、、。絶句。

 この次々襲いかかる苦難を乗り越えなんとか応募まで漕ぎ着けたガーデン大賞。佳作をいただけていろんな意味で感無量です。しみじみ、、、。(結局日付入りが一枚、応募写真に入ってしまってます。)
◆◆◆◆◆

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