◆ ヒドコート・マナー・ガーデン ◆

(Hidcote Manor Garden)

Hidcote Manor Garden
Gloucestershire

Open
April - October, 11:00 - 19:00,
(Closed Tuesday & Friday)

Admission: 5.60 pound
The clipped yew hedges which form the gate to other gardens

White garden with topiaries of birds

◆◆◆  ヒドコート・マナーは私が訪れたガーデンの中でも最大規模を誇るかもしれません。広大な敷地には歩いても歩いても尽きぬ芝の園路、その名もLong walkがあったり、きちんと刈り込まれたイチイの生け垣で区切られたテーマ別の庭園が20以上もあります。

 ホワイトガーデンシシングハーストとはまた趣が違って、鳥の形をしたかわいいトピアリーが4つあしらわれた4方形。そのまわりにかわいい白い小花が植えられています。
 まるでイタリア庭園を思わせるようなMrs.Winthrop's Garden
  ホットカラーがまぶしいくらいのThe Red Borders
The Red Borders

 ひなげしの咲き乱れる庭園あり、アジサイの庭園あり、と見る者を飽きさせません。

 ここへは友人の車で連れてきてもらったため、残念ながらアクセスはよく分かりません。なんとか自力でたどりついてください。(^_^;)すぐ向かいにキフツゲイト・コートがあるので、レンタカーを借りて、あるいはあまりに有名なこの2つの庭園を組み合わせたツアーがきっとあることと思います。

 友人夫妻は250年前のコテージを改装しつつ住んでいるのですが、その改装作業も目途が立ち、今度はようやくお庭に手を着けようかという矢先。当然ガーデンに対する関心も人並み以上です。私と違ってはっきりした色合いがお好みで、The Red Borderにはひときわ感銘を受けていました。

Unique poppy, this is it!
 、、と、友人夫がなにやらぶつぶつ言いながらとある場所を動きません。どうしたの?と近寄ると彼の前には手のひらサイズのおおぶりの白いけしの花。その中心には毛糸玉のようにぽんぽんした黄色のおしべ。遠くからでも人目を引く、かわいくて魅力的なけしの花がありました。
  「ひどいね、みんな。種をすっかり持っていってしまうんだ。ほら、ほら、ほら」
  かくいう彼も種をもみ出そうと必死。その手つきは一体なに?
  結構イギリスのガーデナーたちも仁義なきガーデニングをしてるんだと妙に(?)安心したガーデン巡りでした。(^_^;)


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