* ローズヒップ・ティー (Rose hip tea)


 <ローズヒップとは薔薇の実のこと。たわわに実った薔薇の実はガーデンのアクセントとしても美しいのですが、真っ赤に色づいたみずみずしい実を見るとつい、わぁおいしそうとイメージしてしまいます。ただし実の中の種と毛を取り除くのが一苦労ですが。市販のローズヒップ・ティーよりも酸味はマイルドで、色も淡い色あいになります。>


<用意するもの>


・ 薔薇の実 適宜

<作り方>

薔薇の実は割って中の種と毛をていねいに洗いながら取り除きます。この毛はアレルギーを引き起こす作用があるとのことですから、できるだけていねいに取り除いてください。乾いた紙の上でカラカラになるまで数週間乾燥させ、細かく砕いて保存しておきます。お茶にするときは茶さじ1杯のローズヒップに熱湯を注ぎ、数分おいてからいただきます。

* ローズヒップ日記 *

エグランタインの実を収穫して、ちょこっといろいろやってみました。 実はどれも先の黒い花殻の部分を取り除いておきます。

その1.まず生の実を細かく砕いて熱湯を注ぎ待つことしばし。 香り高いお茶を飲むつもりだったんだけど、結果は...(ーー;)。 量が少なかったのか風味も色もほとんどなくて、味は白湯でした。(^o^;

一番バツだったのは実の中にある種と毛がめちゃくちゃ多いこと。 何度も茶漉しで漉しても細かな毛がフワフワしていた。(^o^; 底の方に残ったティーにはかろうじて風味がかすかにあり酸味もあって、 ようやくローズヒップ・ティーを飲んだ気分になりました。

その2.細かく砕いてただ今乾燥中〜。 これはまだ飲んでいないので、どうなるかなぁ。生のティーの細かな毛が 結構しんどかったので、半分は種ごと乾燥させたのですが、もう半分は中身 の種と毛をすっかりこそげ落として外側の部分だけを乾燥させてみました。

その3.薔薇の実のマーマレードというのに挑戦。案の定これもネックは種でした。 お茶碗1杯位の薔薇の実を漉器で漉してできたピューレーは大さじ5杯位。 種と繊維質がほとんどでした。(^o^; でも味は意外と好評。 以前人からいただいたハマナスのジャムとほとんど一緒ですが、ハマナスと 比べて多少「えぐみ」がないように思います。(^o^;

感想。(-o-)/ エグランタインの実は種と毛が多すぎ! 労力に見合う報酬があまりなし。

ということで、やっぱり観賞用かなぁ。あれは。(ーー;) ローズヒップを使える薔薇はハマナスやドッグローズということになるのかな。


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