私の庭2009

My Garden 2009

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春爛漫!、、、と錯覚しそうですがPaul's Himalayan Muskの花盛りです。ほとんど白薔薇のような淡いピンク色は、春の八重桜とはまた違い、透き通るような優しい風情。 雨に打たれて香りも透明感も一層際だちます。
私の庭にはこんな小輪の薔薇があちこちに。西のアーチは、紫の香るファイルヘンブラウ。南の正面には、蕾の縁がほんのり紅色の純白の薔薇、群星。今シーズンはこんな小輪の薔薇をご紹介しましょう。
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(画像をクリックすると大きな画面をご覧いただけます。)

*** Paul's Himalayan Musk ***

おなじみ玄関前の東のアーチに咲き誇るのはPaul's Himalayan Musk。雨がちだったこのシーズン、でも雨に打たれたPaul's Himalayan Muskの透き通るような美しさがことさら印象的でした。



East Arch, South view
南の庭から見た東のアーチ
下向きに咲くたわわな花は
アーチにぴったり!
アーチを覆いつくす勢いはまさに
雪をいただいたヒマラヤの山のよう!



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*** Veilchenblau ***

西のアーチのファイルヘンブラウ。紫の香るアーチを夢見てようやくここまで来ました。散り際にはさらに紫色が増し、濃紺の花びらが散っていきます。

この透き通る紫色!
不揃いの花びらがまた風情があります。
この薔薇を見るとブルーの薔薇
なんていらない、と思えるほど。
花びらの散る地面は濃紺に染め上がります。




惜しいのは北海道の寒さはこの薔薇には厳しいらしく、
春、枝枯れしてなかなか花盛りになりません。
今シーズンはなんとか咲き誇ってくれました。



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*** 群星 Gunsei ***

蕾の縁にほんのり紅がさす白薔薇の群星。咲くと純白の花房が見事なまでにたわわに。その姿はまさにきらめく星です。丈夫で冬枯れもほとんどなくよく伸びるため、北海道でも低いつる薔薇のように扱えます。

この純白の花の風情はまるで花嫁さんのブーケ。
こぼれ種から育ったフォックスグローブも
一緒に2ショット。
真緑の葉とよく似合い、清々しい空間を作ります。

ほんのり縁が紅の蕾がかわいいでしょう? 楚々とした雰囲気なのに群れなす花房が豪華です。



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*** 夢乙女 Yume-otome ***

夢見る乙女、その名の通りピンクの小花が咲く様はほんとに少女のスカート柄のよう。鉢植えにすると小物とよく合い、メルヘンチックな演出に。繰り返し咲きもするので、嬉しい薔薇です。

デッキ、プランター台の
夢乙女
ミニチュアの素焼きとも合うでしょう? クマの右横はバレリーナの鉢植え。


玄関前の夢乙女
こちらはスタンダード仕立て。
ポールの先端に素焼きのフクロウ。
枝がしなやかなので、どんな形にも
仕立てられます。




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